コンピュータと人間科学

 

情報技術の成果で人間を科学する

 コンピュータと人間は何が同じで何が違うのか。コンピュータが人間にどのような影響を与えるのか。本講義ではコンピュータと人間の共通点と相違点を理解し、コンピュータとの関わり方、コンピュータと人間の関係、コンピュータが人間に与える影響などを学ぶ。さらに人間の精神活動を科学して誕生した情報技術の成果をフィードバックして人間を科学的に見つめることで人間自身への理解を深めていく。

 授業は講義形式で習得していくと共に、グループディスカッションと発表を通して学んでいくため、各自が能動的に授業に参加することが必要である。

 

This lecture focuses on the human science from a perspective of the human-computer interactions. There are many opportunities for students to make small-group discussions.

 


  • 評価方法 授業態度(40%)、レポート(10%)、期末試験(50%)により総合的に評価
  • 注意事項 受講希望者多数の場合は人数制限あり(初回授業にて抽選)
  • その他  テキストは特に指定しない。必要に応じてプリント資料を配布。
    授業に際しては、積極的な授業参加、学んだことの復習が必要である。また学んだことを生かして普段からコンピュータと自分を見つめる姿勢が重要である。

 

  • 1回目 コンピュータから学ぶヒューマンリテラシー
  • 2回目 コンピュータと思考
  • 3回目 学習とコンピュータ
  • 4回目 コミュニケーション科学と進化
  • 5回目 情報系としての人間
  • 6回目 情報技術と人の心と体
  • 7回目 コンピュータと依存症
  • 8回目 エキスパートシステム
  • 9回目 コンピュータと言語
  • 10回目 ヒューマンマシンインタフェース
  • 11回目 バーチャルリアリティ
  • 12回目 サイバースペース
  • 13回目 ロボットと人工知能
  • 14回目 発展
  • 15回目 まとめ