▼講義概要(ログ)
物理学Ⅱ
生活者のための現代物理学
この講義では時間と空間と確率をテーマにして、主に20世紀以降に明らかになった現代物理学の概念を難しい数学を使わずに文系の視点から学ぶ。相対性理論や量子論など私たちの生活に何の関係もなさそうに感じることでも、身近なLEDやカーナビ、コンピュータ、デジカメなど普段の生活に活かされている。
時間とは何だろう?人の運命は決まっているの?エネルギーって一体何だろう?生命とは?この講義により、これらを考えるための多くのヒントを得ることができる。時間と空間の科学と、偶然に支配され観測にも依存するミクロな物質の挙動を理解することで、世界観と人生観に新しい視点を身につけることができる。
In this lecture, we will study the modern physics with a focus on the theory of relativity and the quantum theory from a standpoint of ordinary citizens.
- 評価方法 期末試験により評価
- その他 テキストは特に指定しない。必要に応じてプリント資料を配布。
授業に際しては、科学への関心、質問などの積極的な授業参加、学んだことの復習が必要である。また学んだことを生かして日頃から自然を観察し、考察する姿勢が重要である。
- 1回目 生活者のための現代物理学
- 2回目 古典物理学と現代物理学 【2~5回は相対性理論】
- 3回目 相対性
- 4回目 特殊相対性理論
- 5回目 一般相対性理論
- 6回目 物質と時空 【6~8回はエネルギーと物質】
- 7回目 質量とエネルギー
- 8回目 物質の生成
- 9回目 量子論と光 【9~12回は量子論】
- 10回目 量子論と物質
- 11回目 量子論の意味と応用
- 12回目 量子間の相互作用
- 13回目 理論物理学と素粒子論 【素粒子論】
- 14回目 発展
- 15回目 まとめ