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情報ネットワーク論
社会基盤としての情報ネットワーク
世界規模の社会基盤である情報ネットワークは社会を大きく変えつつある。本講義では情報ネットワークを有益に使いこなすためには情報ネットワークの仕組みと社会的役割を理解することが必要である。授業では利用者の視点で技術的側面の学習をするとともに、情報社会の社会的側面についても並行して学んでいく。
情報ネットワークを情報の『伝達』、『処理』、『蓄積』の統合と捉え、情報ネットワークの仕組みと基本用語を習得すること、情報ネットワークがもたらす社会的影響を理解することを目標とする。
This lecture focuses on the information network as the social infrastructure with technological and societal aspect.
- テキスト 『改訂新版 かんたんネットワーク入門』三輪賢一 技術評論社
2010 ISBN 978-4-7741-4119-0 - 評価方法 授業態度(30%)、中間試験(20%)、期末試験(50%)により総合的に評価
- 注意事項 受講希望者多数の場合は人数制限あり(初回授業にて抽選)
- その他 参考文献は適宜紹介。必要に応じてプリント資料を配布。
授業に際しては、技術的側面について事前に予習するとともに、授業で学んだ社会的側面と技術的側面について復習することが必要である。
- 1回目 情報ネットワークとは
- 2回目 情報ネットワークの発達 市民メディアと監視社会
- 3回目 情報ハイウェイとインターネット
- 4回目 クラウドコンピューティングと情報環境
- 5回目 情報社会の動向と通信プロトコル
- 6回目 LANとインターネットの仕組み
- 7回目 TCP/IPとルーティングプロトコル
- 8回目 ネットワークサービスの構造
- 9回目 情報ネットワーク社会と個人
- 10回目 無線LANの活用とセキュリティ
- 11回目 ネットワークの危険性
- 12回目 ネットワークセキュリティ
- 13回目 移動通信ネットワーク
- 14回目 発展
- 15回目 まとめ